初心者のための税金話

親の年金から天引きされている保険料を控除できるか?

無料相談に従事していても

誤っている方が結構おられますし、

ファイナンシャルプランナーさんが

「親の払った健康保険料も一緒に申告すれば節税」なんていう

間違った情報を書かれたりしているので

正しい内容を記事にしておきます。

 

ファイナンシャルプランナーさんの税金についての

上っ面だけをなでたような情報発信は

最近 特に目にあまるものがあります・・・。

ひどい内容の場合もあるので

税金は専門ではない資格であることを自覚していただきたいと思ってしまう。

 

さて、

年末調整や確定申告の際に

国民健康保険や介護保険 国民年金などを申告すると

社会保険料控除の金額が増え(引くものが増える)

結果、申告された方の所得税や住民税が下がります。

 

なので、冒頭の「家族の分も忘れずに申告しましょう!」ってな話に

なるのですが

あくまでも(医療費控除と一緒で)

自分と自分の生計を一にする(財布が一緒)家族の保険料等を

自分が負担して支払った場合に

引けるということなので

 

例えば、親の年金から天引きで引かれている後期高齢者医療保険料は

親が支払ったものになりますから

自分が支払った社会保険料として申告することはできません。

 

これは夫婦間でも同じことで

専業主婦の年金から引かれている後期高齢者医療保険料を

(そのままでは節税に利用できないので)

収入のあるご主人の申告から 社会保険料控除として引きたいところですが

ご主人が支払っていないので

ダメということになります。

 

「家族の分は全部集めて 年収の高い人から引けば得なんだ!」と

間違った情報で

申告を行わないようにしてくださいね。

2015-02-10 | Posted in 初心者のための税金話