初心者のための税金話

親の土地に家を建てた場合の相続税

親名義の土地に自宅を建てて住んでいるが

地代は払っていないということって結構あると思うのですが

 

この場合 相続税はどうなるのでしょう。

 

親名義の土地ですから

親がなくなった場合には この土地は遺産となり相続税の対象となります。

 

これが 家族ではなく他人に貸している場合(地代をもらっている)は

「貸宅地」となり

土地の評価が 下がります。

 

相続税の計算時には

遺産をすべて「相続時にいくらの価値があるのか」という評価ということを行って

遺産の総額を算出します。

 

この算出の仕方は

程度 個々の事情を考慮するようになっていて

 

たとえば同じ50㎡の土地でも

正方形の角地と間口の狭い縦長の土地では 評価価格が違います。

 

間口の狭い土地より正方形のほうが利用価値があって

評価が高いということです。(換金価値がある)

 

同じ考え方で

上になにもないすぐ売れそうな土地と

他人が建てた建物がたっている土地(売れない)とでは

広さや形が一緒でも 価値が違うので

評価額を変えるルールになっているのです。

 

よって、人に貸している土地は「貸宅地」ということで

貸していない土地よりも 評価額が低くなります。

 

ところが

親の土地に子供が家を建てて 地代を払わずにいる場合

(法律用語で使用貸借といいます)では

「貸土地」とはならず

通常の誰にも貸していない状態の土地の評価と同じということになります。

(評価が下がらない)

 

また

本来なら払うべき 地代を払わずに免除されているのであるから

親から子に

「贈与」があったと思われて 贈与税がかかるのでは・・・と

ご心配される方もおられるのですが

かなりの高額事例でもない限り 贈与税はかかりません。

2014-10-28 | Posted in 初心者のための税金話